ここでは、学校で行われている金銭教育についてお話しましょう。
お金の使い方や資産の運用は非常に大事なことは言うまでもありません。
最近では学校でも「金銭教育」という理念の教育が行われているところがあります。
金銭教育とは、健全な金銭感覚を養い、ものやお金を大切にし、資源の無駄づかいを避ける態度を身に付けさせ、それを通じて自立して生きることができ、社会形成者としてふさわしい人間形成を目指す、という教育です。
ここでその金銭教育についてみてみましょう。
お金はどんな人も必ず関わっていく、非常に重要なものです。
金銭教育は、日常用いているものや金銭を通じて具体的な日常生活に密着して心の教育を行うことになります。
そのため、人間らしい心を育て、力強く生きる児童生徒を育成し、学習や生活に意欲的に取り組む活力を育てることになるのです。
その意味で人間形成の土台となる重要な教育です。
金銭教育は幅広いねらいと内容をもち、児童生徒の興味関心に結び付けて指導しやすい特質をもっています。
金銭教育は、日常生活に結び付くものであるため、児童生徒の興味関心に結び付けやすい上、家庭や地域社会との連携も図りやすく、この点でも学校教育の根底をつくる教育です。
金銭は人間の一生に常に伴うものであり、衣食住にとって必要なだけでなく、人間の在り方や生き方に大きく影響を与えるものです。
成熟した物質文明への対応や長寿化した人生を豊かにするためにも、金銭に関する教育は、学校・家庭、さらに社会教育の分野で必須とされているのです。